この記事では平庭高原の紅葉の見頃時期などの基本情報と、実際に訪れた際に感じたおすすめスポットを写真とともにご紹介します。
目次
黄金に輝く日本一のシラカバ林
平庭高原は平庭岳に広がる高原で、約３７０haに約３１万本ものシラカバが立ち並ぶ様子は圧巻で、日本一のシラカバ林と言われています。近くにはスキー場やコテージなど宿泊施設がある平庭高原スキー場があり、岩手県を代表する高原リゾート地としても人気があります。
また、かつてこの地には南部牛が塩を運ぶ際に連隊をつくり進むためワカサを決めるために角をあわせた名残として、東北唯一の闘牛となっている平庭闘牛大会も年３回、紅葉の季節の１０月下旬にも「もみじ場所」が開催されています。
紅葉の楽しみ方
平庭高原は例年１０月上旬ごろから紅葉が見頃を迎えます。日本一とも言われるシラカバ林に陽が差し、黄金に輝く様子はまさに絶景です。
キャンプ場近くの白樺荘の奥にあるつつじヶ丘は、春にはツツジが有名な場所なのですが、ちょっとした散策路になっているので紅葉狩りにも最適な場所だと思います。
もしくは平庭高原スキー場のあたりからシラカバ林を眺めたり、ドライブしながらも紅葉狩りを楽しむことができます。１０月下旬（２０１８年は１０月２８日）に開催される平庭闘牛大会「もみじ場所」に合わせて訪れるのもおすすめです！
平庭高原の紅葉情報
| 例年の見頃 | １０月上旬〜１０月下旬 |
| 紅葉する木の種類 | シラカバ、モミジ、カエデ |
| おすすめスポット | つつじヶ丘 |
平庭高原へのアクセス
| 住所 | 〒028-8605 岩手県久慈市山形町来内第２０地割１３−１ |
| アクセス | バス：JRいわて沼宮内駅からバスで約６０分、平庭高原下車 車：東北自動車道滝沢ICから約１時間３０分 |
| 駐車場 | 駐車場あり |
＊非常にアクセスの悪い場所なので宿泊するなら別ですが、日帰りなら車で来るのが無難だと思います。
見ごろ時期について
シラカバは１０月上旬ごろから紅葉が見頃を迎えますが、シラカバに比べて紅葉時期の遅いカエデやモミジなどもあるので、全体では１ヶ月近くの長い期間、紅葉を楽しむことができます。ピークは１０月中旬ごろだと思います。
混雑状況
そこまで有名なスポットでもないので、ピーク時でも混雑はしないでしょう。１０月中旬に訪れた際もすれ違った人数は５、６人程度でした。駐車場も「つつじヶ丘」という場所に４０台近くスペースがあるので、心配ないと思います。
平庭高原の紅葉見どころ
平庭高原で紅葉狩りのオススメスポットはスキー場から車で野田・沼宮内街道方面へ２〜３分程度の場所にある「つつじヶ丘」。その名の通り、春のツツジが有名なスポットなのですが、散策路が整備されており、秋の紅葉狩りも十分に楽しむことができます。
▲つつじヶ丘へ向かう散策路。１周１km程度と散策しやすいのも嬉しいですね！
▲多様性豊かな平庭高原。様々な樹種の紅葉が楽しめます。
▲散策路を５分程度歩いていくと見えてくる展望所。
▲１０月中旬ピークの時期に訪れると、幾重にも重なる紅葉の絨毯を眺めることができます。
▲途中には休憩エリアも。お昼ご飯を食べながら紅葉を眺めるというのも良さそうです。
▲道路沿いも美しい紅葉スポット。陽が差し込んで黄金に輝いて見えます。
▲道路を挟んで反対側も見晴らしの良い高原へと続く散策路があります。
▲そのまま３００〜４００m進んでいくと見晴らしの良い高原に出ます。残念ながら山を覆うシラカバの紅葉はすでに終わっているようでした。
▲シラカバ以外の樹種の紅葉は１０月中旬以降がピーク。
山頂まで散策路が続いているので、もう少し早い時期に訪れると美しいシラカバ林の紅葉の中を歩きながらの登山を楽しめそうです。
なんぶてつぞう君
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