今回は、乳頭温泉郷 黒湯温泉に行ってきました。黒湯温泉は乳頭温泉郷の中でも最も奥にある秘湯中の秘湯。乳白色の温泉に心と体が癒されました。
目次
乳頭温泉郷全7件の基本情報と行程ガイド
日帰りOKな秋田の秘湯「乳頭温泉」全7軒の基本情報から行程まで徹底ガイド。
乳頭温泉郷と黒湯温泉について
乳頭温泉は鶴の湯・蟹場温泉・大釜温泉・妙乃湯・休暇村・黒湯温泉・孫六温泉の7軒の小さな温泉宿が集まった温泉郷です。
乳頭温泉といえば、真っ白なお湯・・・というイメージがありますが、7軒それぞれ色も泉質も異なります。透明なお湯や少し茶色っぽいお湯もあるので、温泉好きなら是非とも7軒すべて制覇したいところです。
黒湯温泉は、江戸時代からの歴史を持つ名湯で、乳頭温泉郷の中でも鶴の湯に続いて2番目に歴史のある温泉です。
黒湯温泉体験記
駐車場から林道のような細い道を下って行くと、シックな黒の建物が見えてきます。
神社のように水飲み場があります。冷たくて美味しい!!
受付もこじんまりとしていて雰囲気。受付の奥には売店とお休み処があります。
日帰り入浴は600円。タオルを購入するとタオルを入れる袋をつけてくれました。小さなところに気を配ばるサービスはさすがですね。
黒湯温泉基本情報
黒湯温泉には
- 混浴露天風呂
- 混浴内湯
- 女性専用露天風呂
- 男性専用露天風呂
- 女性専用内湯
- 男性専用内湯
の6つの湯船とうたせ湯があります。
どれも木造の建物がいい雰囲気なんです。しかも混浴と男女別のお風呂で源泉が違うとのことで、黒湯温泉だけで2ヶ所分の温泉が楽しめます。
混浴露天・内風呂
混浴は露天と内風呂の2つも湯船があります。だいたい混浴というと大きな露天風呂1ヶ所というのが多いので、2つも楽しめるのは嬉しいですね。
お湯はこれぞ乳頭温泉という乳白色のものでした。大人だと4人くらいが限度の小さめの湯船で、簡易的な木造の露天風呂と周りの景色が秘湯感満載でした。
内湯はも乳白色の温泉です。温度は少し熱めかな。
黒湯温泉の混浴は女性には難易度高いかな・・・という印象を受けました。更衣室こそ別になっていますが、露天風呂に行くのには共用の廊下を歩いていかなければなりません。
お湯は乳白濁としているので入ってしまえば恥ずかしさも半減・・・かな。
混浴の図
男女別露天・内風呂
男女別のお風呂は受付から混浴露天風呂とは反対方向に進みます。
途中には湯畑もあります。かなり熱そうに見えます。乳頭温泉には他にこれほどの源泉が見れるところはないので、黒湯温泉のオススメポイントですね。
男女別のお風呂が見えてきました。
この暖簾の向こうはすぐに脱衣所です。男湯の方は誰も扉を閉めていないので、暖簾で目隠しされているだけで、外からチラチラと裸が見えてしまいます。
「閉めろよ!」と言いたいところですが、思わず開放的な雰囲気に飲まれてしまいます。
内湯も露天風呂も乳白色のお湯でした。木造の古びた感じがなんともたまりません。
それぞれ5、6人入れる程度の湯船です。
内湯にはシャンプー・ボディソープが完備されていまいた。
露天風呂は外が工事中のため敷居が高くなって、あまり見晴らしがいい感じではありません。ちょっと勿体無いなと思いました。工事はまだ数年はかかるようです。
うたせ湯
男女別のお風呂の脇にはうたせ湯があります。ここに入るのはかなりの難易度。
このすだれの向こうはすぐうたせ湯で、なんと脇にカゴが一つ置いてあるだけなんです。
着替えるシーンは丸見えですし、すだれをあげたら外からも丸見え。
お湯に隠れることもできないので、めちゃくちゃ恥ずかしいです。
黒湯温泉まとめ
住所 | 秋田県仙北市田沢湖生保内黒湯沢2-1 |
日帰り入浴時間 | 9:00~16:00 |
日帰り入浴料金 | 600円 |
泉質 | 単純硫化水素泉・酸性硫黄泉 |
効能 | 高血圧症、動脈硬化症、抹消循環障害、糖尿病他 |
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