今回は、乳頭温泉の中でも一番ひなびた雰囲気で、素朴な感じにする孫六温泉に行ってきました。
目次
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乳頭温泉郷と孫六温泉について
乳頭温泉は鶴の湯・蟹場温泉・大釜温泉・妙乃湯・休暇村・黒湯温泉・孫六温泉の7軒の小さな温泉宿が集まった温泉郷です。
乳頭温泉といえば、真っ白なお湯・・・というイメージがありますが、7軒それぞれ色も泉質も異なります。透明なお湯や少し茶色っぽいお湯もあるので、温泉好きなら是非とも7軒すべて制覇したいところですね。
孫六温泉は、乳頭温泉には珍しくお湯が透明で、温泉独特の匂いもそこまでキツくないので、初心者にも入りやすい温泉だと思います。また乳頭温泉の中で唯一車で直接行くことができません。黒湯温泉の駐車場から歩いていくことになります。
孫六温泉体験記
黒湯温泉から細い林道のような道を通り約2分程度で孫六温泉が見えてきます。
目の前に川が流れており、橋を渡らないといけません。まさに秘湯という感じがしますよね。
橋を渡り終えると、茅葺き屋根の古民家が見えてきます。この右側が受付です。
日帰り入浴は乳頭温泉郷の中で最安値の520円。この価格で日本有数の温泉に入れるのだから良心的ですよね。
受付のおじいちゃんによると、「まだ内湯はお湯がたまっとらんから、露天風呂先入って、その間にたまっていたら入っていいよ」とのこと。他の乳頭温泉と比べて、なんともゆるい感じがたまりません。
孫六温泉基本情報
孫六温泉には
- 2つの混浴露天風呂
- 混浴内湯
- 女性専用露天風呂
- 男性専用内湯
- 女性専用内湯
と全部で6つの湯船があります。前は混浴の打たせ湯があったみたいですが、訪れた時はやっていない様子でした。
孫六温泉はラジウム鉱泉で乳頭温泉の中では一番透明なお湯でした。
孫六温泉の混浴も男女別の脱衣所で裸になってから共用に混浴に入る仕組みです。露天風呂の奥まで行くにはそれなりに歩かなくてはいけないので、結構恥ずかしいですね。ただ人は少なめなので、あまり気にしなくてもいいかも。僕が入った時は他に1人しかいませんでした。
混浴の図
石の湯(混浴露天・内風呂)
こじんまりとした建物の中に、脱衣所と内湯があります。
脱衣所はかなり小さく、大人二人が並んで着替えるので精一杯な感じでした。
脱衣所から階段を降りて行くと混浴の内湯があります。
シャワーやシャンプーのないシンプルな温泉です。
この内湯はかなり熱いので、30秒ほどしか入って入られませんでした。
露天風呂は2つあり、内湯に近い方は若干熱めで、川に近い方はぬるめです。どちらも乳頭温泉には珍しい無臭で透明なお湯でした。同じ乳頭温泉でもそれぞれ泉質は違うんですね。
人も少なく、のんびりと入れるのが孫六温泉のいいところですね。静かな山間の秘湯感満載です。
唐子の湯(男女別内湯)
混浴に入っている間に内湯にもお湯がたまっていました。
木造でできた浴室はいい香りがします。お湯の温度もちょうどよく思わず長湯してしまいました。
こちらにはリンスインシャンプー・ボディソープが完備されていました。ただドライヤーはないのでご注意を。
孫六温泉まとめ
住所 | 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林 |
日帰り入浴時間 | 9:00~16:00 |
日帰り入浴料金 | 520円 |
泉質 | ラジウム鉱泉 |
効能 | 胃腸病、皮膚病(ジンマシン)、創傷他 |
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