弾丸車中泊の日帰り温泉巡り、蔦温泉に続いて、同じく青森県にある「谷地温泉」に行ってきました。周辺には十和田湖や八甲田山がある日本屈指の大自然に囲まれた日本三秘湯にも数えられる温泉に心も体も癒されました。
▼蔦温泉の記事はこちらから 豊かな森に囲まれた青森の「蔦温泉」。千年の秘湯を日帰り入浴で堪能。
谷地温泉について
青森県十和田市に位置する谷地温泉(やちおんせん)は、開湯400年を誇る歴史ある温泉で、北海道のニセコ薬師温泉、徳島県の祖谷温泉と並び、日本三秘湯にも数えられます。
谷地温泉も蔦温泉と同じく非常に希少な足元から自噴している「源泉湧き流し」の温泉で、下の湯と呼ばれる霊泉と、白濁した上の湯の2種類を楽しむことができます。
谷地温泉体験記
蔦温泉から十和田湖や奥入瀬方面へ向かう街道の途中にある小道を右折すると趣のある建物が見えてきます。この建物が谷地温泉の本館で、飾り気のない木造建築から歴史ある温泉の雰囲気を感じることができます。
日帰り温泉はこの本館の入り口にある券売機で日帰り入浴券を購入し、受付に券を渡すと入場できるシステムとなっています。
受付から浴室に向かう途中の長い廊下は、昔の学校の廊下ように趣のある雰囲気。
レトロな照明がいい味出していますね。
長い廊下を抜けると、手前に男湯、奥に女湯があります。
谷地温泉では、無色透明の単純温泉である下の湯と白濁とした単純硫黄温泉の上の湯の2種類を楽しむことができます。2つの湯船は同じ浴室内にあるので、着替えたりせずに行き来できるのが嬉しいですね。
下の湯
無色透明な単純温泉の下の湯は、38度とぬるめ。看板にご入浴の仕方が書いてあるのですが、下の湯に30〜1時間程度、それから上の湯で5〜10分程度入浴するのがオススメらしいです。普通の温泉なら1時間も入っているのはちょっと難しいですが、この下の湯は温度がちょうどよく、長湯していられます。
上の湯
白濁とした単純硫黄温泉の上の湯は、下の湯よりも熱い42度。下の湯と比較すると熱いですが、温泉の温度としては入りやすい温度だと思います。下の湯に入って体を温めてから入ると、すぐに体がぽかぽかしてきて、とても気持ちいいです。
それから目立ちにくいのですが、下の湯のそばにある扉を開けると階段になっていて、降りていくと打たせ湯があります。これもちょうどいい温度で、思わず長居したくなります。
ご利用時間 | 10時〜17時 |
アメニティ | ドライヤー |
湯上りに八甲田の天然水
湯上りは、本館入口そばにある、一見水道水のような八甲田山の天然水がオススメ!僕は水筒を持っていたので、たっぷりと給水しました。
谷地温泉まとめ
住所 | 〒034-0303 青森県十和田市法量谷地1 |
日帰り入浴時間 | 10時〜17時 |
日帰り入浴料金 | 大人600円 |
泉質 | 下の湯:単純温泉(低張性弱酸性低温泉) 上の湯:単純硫黄温泉(硫化水素型低張性弱酸性温泉) |
効能 | 神経痛・関節炎・疲労回復・不眠症・アトピー性皮膚炎・慢性疾患 |
▼谷地温泉は宿泊もできます。