▼乳頭温泉の日帰り入浴情報もまとめています。 日帰りOKな秋田の秘湯「乳頭温泉」全7軒の基本情報から行程まで徹底ガイド。
1.酸ヶ湯温泉
有名な温泉を堪能してみたい…という人には、国民保養温泉地第一号の「酸ヶ湯温泉」がおすすめです。
青森県青森市に位置する「酸ヶ湯温泉」が発見されたのは、今から約300年前のこと。漁師が仕留め損ねた鹿が湯に浸り傷を癒していたことから、「鹿湯」と呼ばれたのが名前の由来なのだそうです。その後、酸性が強いことから「酸ヶ湯」と変化していきました。
「酸ヶ湯温泉」では約160畳、テニスコート1面分の広々とした混浴の「ヒバ千人風呂」と男女別の「玉の湯」の2種類を楽しむことができます。特に有名なヒバ千人風呂の規模感は圧倒的で、広々とした空間なのにかかわらず、柱が一本もなく、露天風呂ではないのですが、とても開放的な雰囲気を堪能することができます。浴場内はふんだんに青森ヒバが使われていて、ほのかにヒバの香りが漂い心地いいです。
住所 | 〒030-0111 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸ケ湯沢50番地 |
日帰り入浴時間 | ヒバ千人風呂:7時〜18時 玉の湯:9時〜17時 |
日帰り入浴料金 | ヒバ千人風呂or玉の湯どちらか1ヶ所のみ:600円、2ヶ所入浴可:1000円(貸しタオル付き) |
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千人風呂で有名な酸ヶ湯温泉で混浴体験。日帰り入浴で秘湯を堪能。
2.蔦温泉
趣のある雰囲気を楽しみたい…という人には、千年の歴史がある「蔦温泉」がおすすめです。
青森県十和田市に位置する蔦温泉野井歴史は古く、確かな設立時期はわかりませんが、平安時代の文献にはすでに湯治小屋があったことが記されています。
蔦温泉は日本にも30ヶ所しかない非常に希少な「源泉湧き流し」の温泉で、湯船の底から自噴している温泉は清潔感があり、とても心地いい雰囲気です。男女入れ替え制の「久安の湯」と、天井までの高さが12mもある開放的な「泉響の湯」の2種類が楽しめ、どちらも無色透明な温泉で、硫黄の香りもほとんどなく、とても入りやすい温泉です。大正時代から残る本館の趣のある建物も必見です。
住所 | 〒034-0301 青森県十和田市奥瀬蔦野湯1 |
日帰り入浴時間 | 10時〜16時(15時半受付終了) |
日帰り入浴料金 | 大人800円/小人500円(小学生) |
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豊かな森に囲まれた青森の「蔦温泉」。千年の秘湯を日帰り入浴で堪能。
3.青荷温泉
静かな空間でのんびりと温泉に浸かりたい…という人には、電波の繋がらない秘境にある「青荷温泉」がおすすめです。
青森県黒石市にある「青荷温泉」は、電波の繋がらない秘湯として知る人ぞ知る温泉で、その秘湯感を大切にするために、建物内にはいたるところにランプがあり、「ランプの宿」と言われています。
青荷温泉の日帰りは400円で「健六の湯」「滝見の湯」「内湯」「露天風呂」と4か所のお風呂を楽しめます。それぞれ別個の建物にあるので、着替えて移動しなければなりませんが、それぞれに雰囲気が異なるので、「青荷温泉」1ヶ所で、4つの別の温泉を堪能している気分になれます。しかも全て源泉掛け流しの天然温泉。とても良心的な価格で、質の良い温泉とランプの宿の趣のある雰囲気が素敵な温泉です。
住所 | 〒036-0402 青森県黒石市沖浦青荷澤滝ノ上1丁目7 |
日帰り入浴時間 | 10時〜15時 |
日帰り入浴料金 | 400円 |
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4.黄金崎不老ふ死温泉
絶景を見ながら温泉に入りたい…という人には、間近に海を望む「黄金崎不老ふ死温泉」がおすすめです。
青森県深浦市の日本海沿いにある、「黄金崎不老ふ死温泉」は、海を間近に望む露天風呂が有名で、全国から多くの入浴客が訪れる名湯です。白神山地や十二湖に近いので、散策のついでに入浴する方も多いのだとか。
「黄金崎」という名前のように、露天風呂の温泉は、少し赤みがかった黄金色。少し熱めのお湯に浸かりながら眺める日本海は絶景です。「黄金崎不老ふ死温泉」は露天風呂のほか、本館内風呂・新館内風呂の計三ヶ所の温泉を楽しめます。
住所 | 〒038-2327 青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15−1 |
日帰り入浴時間 | 露天風呂8時~16時(15時半最終受付)内風呂8時〜20時(19時半最終受付) |
日帰り入浴料金 | 大人600円 子供300円 |
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海がみえる露天風呂。青森県の黄金崎不老ふ死温泉の日帰り入浴が最高だった。
5.谷地温泉
のんびりと入浴して日頃の疲れを癒したい…という人には、ぬる湯と打たせ湯が特徴的な「谷地温泉」がおすすめです。
青森県十和田市に位置する谷地温泉(やちおんせん)は、開湯400年を誇る歴史ある温泉で、北海道のニセコ薬師温泉、徳島県の祖谷温泉と並び、日本三秘湯にも数えられます。
谷地温泉も蔦温泉と同じく非常に希少な足元から自噴している「源泉湧き流し」の温泉で、「下の湯」と呼ばれる霊泉と、白濁した「上の湯」の2種類を楽しむことができます。
特に「下の湯」は38度とぬるめのお湯で、長風呂しやすく、ゆっくりと落ち着いて疲れを癒すことができるのでおすすめです。
住所 | 〒034-0303 青森県十和田市法量谷地1 |
日帰り入浴時間 | 10時〜17時 |
日帰り入浴料金 | 大人600円 |
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開湯400年の日本三秘湯「谷地温泉」の日帰り入浴が最高だった。
6.元湯猿倉温泉
少し変わった温泉を…という人には、天然蒸し風呂がある「元湯猿倉温泉」がおすすめです。
青森県十和田市にある「元湯猿倉温泉」は、十和田温泉郷へ温泉を供給している元湯。猿倉の名の由来は、猿が温泉に浸かっているのを発見したことから名付けられたと言われています。
八甲田周辺の温泉は「蔦温泉」「谷地温泉」「酸ヶ湯温泉」と青森ヒバをふんだんに使用した浴場が特徴の内湯が多いのですが、元湯猿倉温泉は開放的な雰囲気の2つの湯船がある露天風呂に加え、全国的にも珍しいサウナのような天然の蒸し風呂を楽しめます。少し薄暗い空間の中で入る蒸し風呂は最高です。
住所 | 〒034-0301 青森県十和田市奥瀬猿倉一番地 |
日帰り入浴時間 | 9時〜15時 |
日帰り入浴料金 | 大人500円、子供300円 |
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「元湯猿倉温泉」日帰り入浴で、露天風呂と天然蒸し風呂を堪能。
7.八甲田温泉
一か所で複数の温泉に入りたい…という人には、「ぬぐだまりの湯 秘湯 八甲田温泉」がおすすめです。
青森県青森市にある「ぬぐだまりの湯 秘湯 八甲田温泉」は、昭和初期に炭焼き職人が自然湧出している温泉を発見したのが始まりと言われ、昭和39年に温泉施設として創業しました。
八甲田温泉には「龍神の館」と「らむねの館」の2つの棟があり、龍神の館には白濁とした熱湯の「龍神の湯」、ぬるめのやわらかな湯の「みるくの湯」、八甲田山系を望む露天風呂「八甲田元湯」の3つの泉質の異なる温泉があり、らむねの館には全国的にも珍しい天然炭酸泉の「らむねの湯」があります。龍神の館、らむねの館、は別料金ですが、セットで購入するとかなりお得ですよ。
住所 | 〒030-0955 青森県青森市駒込深沢766−2 |
日帰り入浴時間 | 10時〜17時 |
日帰り入浴料金 | 龍神の館600円、らむねの館800円、龍神・らむねセット1000円 |
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4つの温泉を楽しめる「ぬぐだまりの湯 秘湯 八甲田温泉」を日帰り入浴で堪能。
まとめ
「青森県の秘湯・名湯を日帰りで楽しもう。おすすめの温泉7選。」いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した「酸ヶ湯温泉」「蔦温泉」「青荷温泉」「黄金崎不老ふ死温泉」「谷地温泉」「元湯猿倉温泉」「八甲田温泉」をマップにまとめてみました。ぜひ旅の際にご活用いただけると幸いです。
▼PDF版はA3サイズで、見やすくなっていますのでおすすめです。
[wpdm_package id=’11568′]青森県には、豊かな森に囲まれた静かな温泉や、海を間近に望む絶景を堪能できる温泉、など青森県ならではのロケーションとともに堪能できる秘湯・名湯が数多くあります。観光地ついでに温泉に立ち寄るのもよし、温泉巡りをするのもよし。ぜひ、青森の自然を満喫しつつ、青森が誇る秘湯・名湯を堪能してみてください。
▼乳頭温泉の日帰り入浴情報もまとめています。
日帰りOKな秋田の秘湯「乳頭温泉」全7軒の基本情報から行程まで徹底ガイド。