「カッパ伝説」は日本各地にありますが、柳田国男著『遠野物語』で知られる岩手県・遠野には、カッパ出没スポットがあるのをご存知でしょうか。
カッパが出没するという「カッパ淵」は、延徳2年（1490年）に開山した常堅寺の裏手にある小川の淵に、かつてカッパが現れたという伝説が残る場所で、人々を驚かし、いたずらしたと言われています。
実際に訪れてみると、鬱蒼とした茂みに覆われた小川で、カッパが現れたというのも何だか信じてみたくなるような不思議な雰囲気の場所でした。
カッパ淵の基本情報
| 住所 | 〒028-0555 岩手県遠野市土淵町土淵 |
| 料金 | 散策無料 |
| アクセス | 遠野駅から約6Km 車で11分と徒歩5分 |
| 駐車場 | 伝承園の駐車場を利用 |
カッパ淵の見どころ
▲常堅寺の境内。
カッパ淵は常堅寺の境内の裏にあります。常堅寺にも駐車場がありますが、あくまでお寺に用のある方のための駐車場ということで、カッパ淵にいきたい場合は、歩いて5分ほどの場所にある、遠野伝承園の駐車場を利用してください。
▲カッパ淵までの案内板があります。
▲何やらカッパらしき木像が。
▲カッパ淵のある小川。水はと明度が高くかなり綺麗でした。
▲「カッパさんに引き込まれないように特に美男美女の方注意」とのこと。
いやあ、危ないところでした。。。
▲祠の脇に座るカッパ。キュウリがお供えしてありました。
小川のほとりには、子持ちの女性がお乳が出るようにと願ををかけると叶うといわれる祠があります。
願かけには、赤い布で乳の形を作り、この祠に納めるのが習いとされているのだとか。
▲なんとカッパを釣ることもできます！
ただし、捕獲には許可書が必要です（許可証は伝承園にあります）。
▼許可証はこんな感じ。
こんにちは😆
— 旅人さんぽ (@myohou6_9) 2018年12月9日
夜勤明け帰りに遠野道の駅、風の丘に寄ってみました。そこにカッパ捕獲許可証などというものが😂この許可証がないとカッパ捕獲出来ないとか‼️
よ〜しカッパ捕まえるぞ〜😅✌️ pic.twitter.com/SPKlxGWdED
▲許可証を持っていたなら釣竿を借りて、カッパ釣を体験しましょう！
▲釣竿の先にはカッパが大好物のキュウリが括り付けてありました！うまく食いついてくれるでしょうか。
- カッパ捕獲許可証があればカッパを釣ることができる！
- 『遠野物語』の世界観を感じることができる！
- 美男美女と思うなら小川には近づかずかない方がいいかも。
なんぶてつぞう君
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