藤七温泉「彩雲荘」|日帰りで堪能する八幡平の絶景と混浴露天風呂!

八幡平市にある藤七温泉「彩雲荘」は、岩手山や八幡平の大自然をの眺めながら入浴できる露天風呂が人気の秘湯。5つもの混浴露天風呂や男女別の露天や内風呂があり、連日多くの人が訪れます。

その開放感あふれる露天や、湯底からぷくぷくと湧き出る硫黄成分たっぷりのお湯に癒されること間違いなしの名湯をご紹介します!

藤七温泉「彩雲荘」とは?

藤七温泉「彩雲荘」は、十和田八幡平国立公園内にある温泉で、八幡平アスピーテラインの頂上にある見返峠(岩手県と秋田県の県境)から車で降りてくること3分程度の場所にあります。

その標高はなんと1,400m!東北一高い場所にある温泉ということです。

そのため電気は届かず自家発電でまかなっているのだそう。携帯電話の電波も不安定で、まさに秘湯感漂うロケーションにあります。

▲八幡平山頂遊歩道からの景色。藤七温泉「彩雲荘」はトレキッキング後の入浴に最適。

泉質は単純硫黄泉で白濁色のお湯が特徴です。

神経痛や慢性消化器病、糖尿病、高血圧病、皮膚病、動脈硬化症、婦人病、筋肉症、うちみ、冷え性などに効能があるといわています。

藤七温泉「彩雲荘」への電車・バスでのアクセス

藤七温泉「彩雲荘」への電車・バスでのアクセスは、JR盛岡駅が起点になります。

「岩手県北交通バス」盛岡駅東口3番乗り場から出ているバスで向かうことになりますが、一日に3本しか出ていません。

▼基本的には以下の3通りで行くことになります。

「八幡平頂上行」に乗車の場合は、「八幡平頂上」で下車した後、徒歩もしくは無料送迎バス(宿泊者のみ)を利用してアクセスすることができます。

「八幡平RH行」に乗車の場合は、「松尾歴史民族資料館」で「八幡平頂上行」に乗り換え、「八幡平頂上」で下車。

「松川温泉行」に乗車の場合は、「松尾歴史民族資料館」で「蓬莱境行」に乗り換え、「藤七温泉」で下車。

*「八幡平頂上」から歩いても10分程度なので、とにかく「八幡平頂上」まで来てしまえばなんとかなると思います。

▼往路

盛岡駅東口3番 松尾歴史民俗
資料館
茶臼口 黒谷地 八幡平頂上 藤七温泉
八幡平頂上行
9:42
10:52 11:22 11:27 11:32
八幡平RH行
10:42
12:04着
乗り継ぎ
八幡平頂上行
12:10発
12:40 12:45 12:50
松川温泉行
12:12
13:30着
乗り継ぎ
蓬莱境行
13:40発
14:10 14:15 14:20 14:25

▼復路

  八幡平頂上 黒谷地 茶臼口 松尾歴史民俗
資料館
盛岡駅
松川温泉発
9:45
10:15 11:29
  12:50 12:55 13:00 13:30着
乗り継ぎ
13:40発
14:58
  14:30 14:35 14:40 15:10着
乗り継ぎ
15:15発
16:29
藤七温泉発
15:27
 15:35  15:40 15:45  16:15   17:28 

なお、路線バスの時間などは変更になる場合がございますので、岩手県北バス公式ホームページでご確認ください。

また、宿泊者に限り、盛岡駅より直接シャトルバスも無料で運行してくれるようです。宿泊時にシャトルバスの予約が必要になります。

藤七温泉「彩雲荘」への車でのアクセス

藤七温泉「彩雲荘」への車でのアクセスは、松尾八幡平ICより八幡平アスピーテライン、または樹海ライン経由60分。

八幡平アスピーテライン、樹海ライン共に素晴らしい景色なので、感覚的にはあっと言う間に着いてしまうと思います。

藤七温泉「彩雲荘」の日帰り入浴

日帰り入浴は、8:00〜18:00までとなっています。(大人600円/小学生以下300円/広間利用での日帰り入浴1,140円 ※各お1人様料金)

車の場合は心配ありませんが、バスで来られた方は、最終のバスが15:27分となっているので、ご注意ください。

藤七温泉「彩雲荘」には、5つの混浴露天風呂の他、女性専用露天風呂、男性専用内湯、女性専用内湯

など多くの湯船があります。

藤七温泉「彩雲荘」のおすすめポイント

開放的な混浴露天風呂

photo by 旅と温泉の無料写真素材 おんふぉと

▲脱衣所出てすぐの露天風呂。

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▲開放的な混浴露天風呂。

藤七温泉「彩雲荘」のおすすめは、何と言っても開放的な混浴露天風呂!山の斜面を利用した露天風呂は標高が高いと言うこともあり、高い木々がないため、とても見通しがいいです。隠れるところがほとんどない露天風呂は、少し恥ずかしくもありますが、その景色の良さは全国でも屈指だと思います。

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藤七温泉「彩雲荘」は、「一の湯」「二の湯」「三の湯」「四の湯」「藤八の湯」の5つの混浴露天風呂を楽しむことができます。

6月上旬ごろまではところどころに雪が残る景色を、秋には紅葉した山々を眺めながら入る温泉は格別ですよ!

photo by 旅と温泉の無料写真素材 おんふぉと

▲混浴の内湯もあります。狭い空間で隠れる場所がないので女性は若干入りにくいかもしれません。

女性専用の露天風呂も

また、女性の方はタオルを巻きながら入浴することも可能なので安心です(大型バスタオル1,000円税別で販売)。

それでも混浴が恥ずかしいという方は、混浴の露天風呂とは脱衣所が別にある女性専用の露天風呂がおすすめです。

混浴露天風呂からは見ることのできない岩手山を望めるとあって人気があり、混雑していることも多いようなので注意が必要です。

photo by 旅と温泉の無料写真素材 おんふぉと

▲混浴露天風呂の一角にも囲いで覆った女性専用の露天風呂があります。

男女別の内湯も

photo by 旅と温泉の無料写真素材 おんふぉと

藤七温泉「彩雲荘」には、露天風呂の他、男女別の内湯もあります。露天風呂と同じく白濁としたお湯で、シャンプー・リンスも完備されているので、露天風呂を楽しんだ後、臭いのきつい硫黄成分を洗い流すときに内湯は便利です。

せっかくの温泉成分を洗い流すと言うのもあれですが、シャンプーで洗わないと、あとでバスや電車で変える場合は、なかなか強烈な臭いがするので、洗っておいた方がいいと思います。

黒い温泉たまごを食べよう!

湯上りの一杯ならぬ、湯上りの一食に、名物の黒い温泉たまごをいただきましょう!温泉の硫黄成分で黒く変化した殻が印象的ですが、空を剥くと真っ白な温泉たまごが出てきます。これが美味しくて病みつきになり、何個も買ってしまいました。

藤七温泉「彩雲荘」の口コミ

藤七温泉「彩雲荘」で宿泊しよう

photo by 旅と温泉の無料写真素材 おんふぉと

▲食事は地元の山菜などを使ったバイキング形式のもの。

藤七温泉「彩雲荘」をもっとゆっくりと堪能したいなら、宿泊しましょう!

税込11,880〜とお安くはないですが、素晴らしい温泉と、5月から10月末ごろまでしか利用できないという特別感、観光地にも近いことも考えれば、奮発して宿泊するのもありだと思います。

藤七温泉「彩雲荘」周辺のスポット

▲山頂展望台から望むアオモリトドマツの樹海。

藤七温泉「彩雲荘」からもっとも近いおすすめスポットが八幡平山頂遊歩道。

岩手・秋田両県にまたがる八幡平山頂をめざす遊歩道で、山頂付近は夏でも15度と涼しく、高山植物の宝庫でもあります。

▲鏡沼のドラゴンアイ。

遊歩道途中には、ドラゴンの目のように見えることから「ドラゴンアイ」として注目されている鏡沼などを間近に見ることができます。

八幡平山頂遊歩道でトレッキングを楽しんだ後に、藤七温泉「彩雲荘」で汗を流してみてはいかがでしょうか。

▼八幡平山頂遊歩道の詳細はこちら

八幡平山頂遊歩道|絶景トレッキングで神秘のドラゴンアイを楽しむ

その他、八幡平アスピーテライン周辺の御在所湿原や、黒谷地湿原などがおすすめです。

▼御在所湿原、黒谷地湿原の詳細はこちら

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