釜石のおすすめ観光スポット!世界遺産と四季を巡る&人気グルメも!

みなさんこんにちは。岩手小旅編集長のおおしょーです。

今回は、釜石市の魅力やおすすめの観光スポットをご紹介していきたいと思います。

釜石といえば、2019年に開催されるラグビーや、製鉄の町というイメージが強いかもしれません。しかしそれ以外にもあまり知られていない魅力がたくさんあるのです!

釜石市ってどこ?

釜石市は世界有数の漁場がある三陸海岸、岩手県沿岸の南部に位置する都市で、遠野市や大船渡市など4つの市町に隣接しています。

新幹線は通っていませんが、新花巻駅からJR釜石線に乗り換えて電車で行くこともできます。

また、2019年3月3日に釜石秋田線 遠野道路 遠野住田IC(インターチェンジ)~遠野IC間の延長約11kmが開通することにより、東北自動車道から釜石まで、直通で行けるようになります。

鉄道での行き方

東京駅〜新花巻駅(東北新幹線で約2時間45分~3時間)〜釜石駅(JR釜石線約1時間30分)

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バスでの行き方

池袋駅前〜釜石駅前(高速バス 遠野釜石号約10時間)

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車・レンタカー

川口JCT〜花巻JCT(東北自動車道約5時間30分)〜釜石(釜石道・仙人峠道路 約1時間40分)

釜石市の魅力

▲釜石駅前のモニュメント。

釜石の魅力を一言で伝えることは難しいですが、「鉄と魚のまち」というフレーズに代表されるように、日本の近代製鉄業発祥の地として世界遺産にも認定された橋野鉄鉱山をはじめ、製鉄業で栄えてきた歴史を感じさせるスポットや、豊かな三陸の海が育んだ美味しい海産物が魅力的です。

さらに2019年に開催されるラグビーW杯の開催地にも決定し、今、岩手県の中でも注目度の高いまちです。

釜石市の人気観光スポット

橋野鉄鉱山

2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」のひとつとして世界遺産に登録された橋野鉄鉱山。

▲外壁部分のみが現存する三番高炉の跡。

盛岡藩士・大島高任の指導により建設された日本最古の洋式高炉跡で、現在は全く稼働していなく、その一部を残すのみとなっています。

安政5年(1858年)から万延元年(1860年)までに建設された3基の洋式高炉場跡などを見学することができます。

▲インフォメーションセンターの展示資料。

跡地のすぐ近くにあるインフォメーションセンターでは、映像やパネルで橋野鉄鉱山の歴史や意義について学ぶことができます。

・・・というか、跡地の看板だけだと難しすぎてよくわからないので、事前にこちらに立ち寄って勉強しておいた方が無難です。

有料でボランティアガイドを頼むこともできます。わからないことは聞いてみましょう!

住所 〒026-0411 岩手県釜石市 橋野町2-6
営業時間 見学自由
インフォメーションセンターは、
毎年4月1日から12月8日まで(冬期間休館)
9:30〜16:30
料金 無料
ホームページ 岩手県観光協会

▼橋野鉄鉱山の詳細はこちら

橋野鉄鉱山|世界遺産に登録された近代製鉄業発祥の地

鉄の歴史館

橋野鉄鉱山や製鉄についてもう少し詳しく知りたい人は、鉄の歴史館がおすすめです。

近代製鉄の父で、橋野鉄鉱山にも深く関わった大島高任の偉業を伝える資料や、三番高炉を原寸大で再現した模型をはじめ、子供でもわかりやすくキャラクターを使いながら釜石の鉄づくりの歴史について説明してくれるビデオの上映もあります。

▲鉄の歴史館前にあるSL。

また、子供向けに金属鋳造の体験メニューがあり、自分だけのキーホルダーを作ることもできます!お子様と一緒にいかがでしょうか(要予約)。

住所  
営業時間 9:00〜17:00(入館は16:00まで)
料金 一般500円、高校生300円、小・中学生150円
ホームページ 釜石市鉄の歴史館

釜石大観音

三陸海岸エリアでは初詣スポットしても人気の高い釜石大観音。釜石湾を見下す、釜石大観音は高さ48.5mと日本一の高さを誇る魚籃観音です。しかも崖のような高台に立っているので、海抜から約120mの位置に展望台があり、三陸海岸を見渡せる絶景を望むことができます。

▲海抜120mから釜石の漁港を眺める。

大観音像の胎内には観音三十三変化身を表した33体の仏像や七福神胎内巡りなどがあり、様々なご利益を授かることができるパワースポットとして人気があります。

住所  
営業時間 9:00〜16:30
料金 大人500円、中・高生300円、小学生100円
ホームページ 釜石大観音

サン・フィッシュ釜石

サン・フィッシュ釜石は、釜石駅から徒歩で3分の場所にある市場で、三陸海岸で獲れた新鮮な海産物をはじめ、釜石の特産品や生鮮食品が販売されています。

▲三陸海岸の美味しい海の幸が揃う。

市場なので朝7:00〜と朝早くから営業しているので、どこか観光地に行く前に立ち寄れるのも嬉しいところ。

住所  
営業時間 7:00〜16:00
定休日 第1・3・5水曜日

シープラザ釜石

シープラザ釜石は釜石駅に隣接している釜石の情報発信拠点で、岩手県内のお土産や観光案内所などが入っています。

▲ラグビーワールドカップ開催を記念して参加各国の国旗や代表ユニホームの展示も行われています。

東日本大震災時の被害状況や復興の様子の資料も展示されているので、釜石観光に行く前に釜石のことをもっと知りたい!という人にはおすすめの施設です。

住所  
営業時間 9:00〜19:00
定休日 第1・3・5火曜日

仙人峠

仙人峠は釜石市と遠野市の境にある山深い峠で、2007年に新道となる仙人峠道路が開通しましたが、ループ形式の釜石市側の旧道はドライブコースとして人気があります。

特に10月下旬から11月上旬の紅葉の時期には車でのドライブだけでなく、バイクや自転車でのツーリング客も数多く訪れる紅葉の名所として知られています。

▲旧仙人トンネル釜石口前広場付近から仙人大橋を見下ろす。

峠全体が色づく様子はまさに絶景!ただ、あまり駐車できるスペースがないので、立ち寄りどころというよりは、ドライブコースだと思った方がいいかも。

住所 岩手県釜石市甲子町大橋
アクセス 車:釜石自動車道遠野ICから国道283号経由約1時間
駐車場 あり/20台

▼仙人峠の関連記事はこちら

仙人峠の紅葉情報2019。絶景のドライブを楽しもう!見頃、混雑情報も。

釜石鉱山事務所

旧釜石鉱山事務所は釜石鉱山株式会社が総合事務所として使用していた建物で、平成20年3月、事務所移転に伴い釜石市が寄贈を受けた施設で、現在は鉱山の歴史や採掘道具、採掘した鉱石などを展示する資料館となっています。

▲旧釜石鉱山事務所のすぐ脇にある鉱山。

山の斜面に張り付くように建てられた鉱山は、まるで古代遺跡のような神聖な雰囲気を感じます。

大規模な採掘は行われていないようですが、研究用途での採掘はまだ行われているようです。

紅葉の時期、鉱山全体が色づく様子は遺跡のような神秘さと合間って、とても美しいのですが、県民にもほとんど知られていないようで、人のいない環境で紅葉を独占できるかも。

住所 〒026-0055 釜石市甲子町第1地割90−番地2
営業時間 9:30〜16:30(入館は16:00まで)
定休日 火・水曜日(祝日の場合は開館)及び12/9~3月31日
ホームページ 釜石市旧釜石鉱山事務所

釜石市のグルメ&お土産

釜石ラーメン

釜石ラーメンは極細のちぢれ麺としょうゆ味の透き通った琥珀色のスープが特徴的なご当地ラーメンで、「釜石ラーメンのれんの会」に属している21店舗で提供されています。

住所 〒026-0024 岩手県釜石市大町2丁目1−20
電話番号 0193-22-1888
営業時間  11:00~21:00
定休日 火曜日

▼釜石ラーメン発祥の店「新華園本店」

「新華園本店」釜石ラーメン発祥の店で食べる昔ながらのラーメン。

ミッフィーカフェかまいし

誰もが知っている白いウサギのキャラクター「ミッフィー」の世界が楽しめる「ミッフィーカフェかまいし」。ありそうだけど見たことないミッフィーカフェですが、東日本大震災で大きな被害をうけた釜石市の復興を祈念して、オランダ王国大使館と(株)ディック・ブルーナ・ジャパンの協力を受けて実現したもので、実はここ釜石が日本で唯一の常設カフェなのだそう。

ミッフィーのラテアートが印象的なミッフィーラテや定番のコーヒーやソフトドリンクをはじめ、チョコのミッフィーが盛られたパフェや、ランチタイムに最適なナポリタンなど幅広いメニューがあり、色んなミッフィーに出会えるのも魅力的!

▲店舗内にはミッフィーの絵本やグッズが揃っています。

住所 〒026-0024 岩手県釜石市大町1丁目1−10 釜石情報交流センター内
電話番号 0193-55-6707
営業時間 10:00~22:00(LO21:30)
定休日 毎月第一、第三木曜日 12月31日(大晦日)

▼ミッフィーカフェかまいしの詳細はこちら

「ミッフィーカフェかまいし」日本で唯一の常設ミッフィーカフェが可愛すぎる!

三陸海宝漬/中村屋

釜石名物といえば、「中村屋の三陸海宝漬」というくらい有名になっているお土産。海鮮料理店だった中村屋が店のメニューを持ち帰りたいとの声に応え商品化したのがきっかけで、三陸海岸沖でとれた新鮮なアワビやイクラ、メカブなどを伝統の調味料に漬け込んだ逸品です!

今では釜石だけでなく岩手県を代表するグルメとして認知され、全国で開催される物産展でも売れ切れ必至の人気商品となっています。

浜千鳥

風光明媚な陸中海岸の浜辺に群れる千鳥をイメージして名付けらた「浜千鳥」は、原料に岩手県が開発したオリジナル品種「結の香」「吟ぎんが」などの岩手県産米、北上山地系仙磐山の伏流水を使用した、オール岩手の日本酒。

国際的な日本酒コンテストであるインターナショナル・サケ・チャレンジや全米日本酒歓評会、ロンドン酒チャレンジなど数々の大会で金賞を受賞するなど高い評価を受けています。

やや辛口ですが、しっかりとした米の旨味を感じます。ぜひ岩手の海産物と一緒にいただいて欲しい日本酒です。

釜石市の宿泊施設

釜石観光には釜石駅隣にあるホテルフォルクローロ三陸釜石<JR東日本ホテルズ>が便利です。2015年3月にオープンしたばかりの、比較的新しいホテルです。

最後に

日本の近代製鉄業発祥の地として世界遺産にも認定された橋野鉄鉱山をはじめ、製鉄業で栄えてきた歴史を感じさせるスポットや、豊かな三陸の海が育んだ美味しい海産物、お土産まで地元民ならではの目線で、釜石市の魅力を余すことなくご紹介しました!気になる場所やモノはあったでしょうか?

ぜひ、釜石観光の際に参考にしてみてくださいね!

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