享保17(1732)年の岩手山大噴火の際に流れ出た溶岩流の跡がそのままに残っています。未だに植物がほとんど生息できない環境で、見渡す限り溶岩流跡の黒い岩肌が広がる景色は壮大。国の天然記念物にも指定されている溶岩流跡には散策路が整備されていて、1時間程度で一周できるので、ドライブがてら気軽に立ち寄るのもおすすめです。
岩手山焼走り溶岩流の基本情報
住所 | 〒028-7113 岩手県八幡平市平笠第24地割720−2 |
料金 | 無料 |
アクセス | 電車:盛岡駅 → 【在来線40分】 大更駅 → 【タクシー15分】 岩手山(焼走り・上坊登山口) 車:西根IC → 【車15分】 岩手山(焼走り・上坊登山口) |
駐車場 | あり/400台 |
岩手山焼走り溶岩流の見どころ
▲焼走り溶岩流は、岩手山から噴出した溶岩の後と言われています。
▲溶岩流の間には散策路が整備されています。
散策路はコンクリートや木道ではなく、ゴツゴツとした溶岩流の上を歩く感じなので、歩きやすいスニーカーなどできた方がいいです。
かなり歩きにくいのでサンダルやヒールはやめておいた方がいいと思います。
▲比較的新しい溶岩石なので、あまり風化もしていない状態のものをまじかに見ることができます。
シラガゴケが生えていたり、虎の縞模様のような「虎形」と呼ばれる岩石など、他の場所ではなかなか見ることのできない貴重な自然を観察できるのも焼走り溶岩流の特徴。
また、散策路の途中にいくつか看板が設置してあり、溶岩流の成り立ちや植物などの解説が書かれているので、足を止めて観察しながらじっくりと読んでみましょう。
▲ほとんど植物の育たない環境で懸命に生きる松の木の生命力に驚かされました。
- 噴出後200年以上が経過しても植物がほとんど生えない環境
- 岩手山とその裾のから続く溶岩流の絶景!
- 岩石につくシラガゴケや、虎の縞模様に似ていることから名付けられた「虎形」の岩石など学術的にも貴重なものを見られる
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