この記事では平泉町にある中尊寺の桜の見頃時期などの基本情報と、実際に訪れた際に感じたおすすめスポットを写真とともにご紹介します。
目次
花に彩られる世界遺産
2011年に世界遺産に登録された中尊寺は、平泉の黄金文化を象徴する金色堂が有名な歴史ある寺院です。12世紀初頭に奥州藤原氏・初代清衡により造設されましたが、当時の建物の多くは焼失してしまっていますが、境内は平安の雰囲気を残しています。国宝建造物第一号の金色堂をはじめ、本堂や700年の間金色堂を雨風から守っていた旧覆堂など見所が満載です。
桜の開花時期には、ソメイヨシノを中心に、多くの花が境内を彩ります。
中尊寺の基本情報
住所 | 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202 |
定休日 | なし |
営業時間 |
3月1日~11月3日 8:30~17:00 |
拝観料 | 参拝は無料 金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂の拝観料 大人 800円 高校生 500円 中学生 300円 小学生 200円 |
中尊寺の桜・お花見情報
例年の見頃 | 4月中旬〜下旬 |
桜の種類 | ソメイヨシノ |
夜桜鑑賞 | なし |
桜まつり | なし |
売店 | あり |
ビール販売 | なし |
日本酒販売 | なし |
桜・お花見の楽しみ方
中尊寺は例年4月中旬〜下旬ごろに桜の見頃を迎えます。並木のように桜が群生しているところはありませんが、広い境内にまばらに点在する桜は、中尊寺独特の厳かな雰囲気と相まり、より一層美しく見えます。
境内は広く、金色堂など他の施設をまともに見るなら、それなりに歩き回ることになります。歩きやすい靴を履いて来ることをオススメします。
▼オススメの歩きやすい靴
混雑状況
桜の開花時期は多くの花見客が訪れます。敷地も広いですが、本堂や金色堂周辺はそれなりに混雑します。第一駐車場はすぐ埋まってしまいますが、第二駐車場であれば、よっぽどのことがない限りスムーズに駐車できると思います。
中尊寺の桜見どころ
中尊寺の桜は境内のあちこちに点在しているので、時間に余裕がある場合は、ゆっくりと境内を1周するイメージで、お花見をお楽しみください。感覚的には、金色堂や本堂の拝観も含めて2時間程度を見込んでおくといいと思います。お昼ご飯食べる場合は、プラスその時間を考慮してください。
▲中尊寺入り口付近で桜のお出迎え。
▲山の斜面の桜。一番桜が群生しているスポットだと思います。
▲地蔵堂の方を曲がるとシダレザクラがあります。
▲桜と比べると椿の花はかなり赤いですね。
▲本堂前の広場にある桜。本堂前は視界がひらけているので、いろんな角度から桜を見ることができます。
▲線香の煙でぼやける桜もなかなか風情がありました。
▲本堂と桜。大昔の人たちも同じような風景を見ていたのでしょうか。
▲弁財天堂の周りには桜をはじめ様々な種類の花が咲いています。
▲弁財天堂前の紫木蓮。おおぶりな花が可愛らしいです。
なんぶてつぞう君
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中尊寺周辺の桜・お花見スポット
中尊寺から車で3分程度の場所にある毛越寺。桜の本数は多くないですが、浄土庭園に淡くピンク色づいた桜がひっそりと佇む様子は風情があります。
▼毛越寺の桜・お花見情報はこちら
達谷窟毘沙門堂は、境内全体を覆うように植えられたシダレザクラと岩肌に浮かぶ毘沙門堂の朱色のコントラストがとても美しいスポットです。
▼達谷窟毘沙門堂の桜・お花見情報はこちら
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