三陸復興国立公園の北に位置する小袖海岸の中でもひときわ目をひく「つりがね洞」は、大きなほら穴があり、その天井から釣鐘型の岩がぶらさがっていたことから、この名がついたといわれています。釣鐘部分は明治三陸大津波の際に崩壊してしまったため現在では見ることができません。
つりがね洞の基本情報
住所 | 〒028-8111 岩手県久慈市長内町 |
料金 | 散策無料 |
アクセス | JR久慈駅からタクシーで15分 |
駐車場 | あり/数台程度 |
つりがね洞の見どころ
▲三陸海岸特有の切り立ったゴツゴツとした岩が連なる海岸線。
久慈市内からつりがね洞へ向かうと、海岸線沿いの狭く曲がりくねった道路を通ることになります。対向車がくることもあるので十分注意しましょう。
▲つりがね洞。
大きなほら穴があり、その天井から釣鐘型の岩がぶらさがっていたことから、この名がついたといわれていますが、明治の津波で壊されてしまったため、その姿を見ることができません。
このつりがね洞の鐘を鳴らして極楽浄土へ向かった・・・という伝説も残っているそうですが、今では人が近づかないのでツバメの巣が作られていることもあります。
▲海岸沿いを歩くこともできます。
洞穴の近くまでは行くことができますが、危ないので穴に入らないでください。
▲荒波に削られた岩肌は近くで見ると迫力があります!
また、毎年、6月の夏至の時期には、つりがね洞の穴を通して水平線から上る朝日を見ることが出来るということで、朝方には多くの写真家が訪れるようです。
早起きしてほら穴から覗く美しい朝日を拝んでみたいものです。
▲駐車場もきちんと整備されています。
▲つりがね洞近くにある兜岩。
▲つりがね洞周辺の道路から眺める景色はなかなかのもの。
ドライブしてみるのもおすすめですよ!
▲海藻類が干されていることも。まさに豊かな三陸海岸の風景ですね!
▲どこまでも広がる海。
つりがね洞は観光名所というほど整備されているわけではありませんが、久慈の海を感じるドライブコースとして訪れてみるのもいいと思います。
- かつてつりがねのあったという洞穴。
- 三陸海岸特有のゴツゴツとした岩肌が続く海岸線。
- 周辺の海岸線はドライブコースとしてもおすすめ!
おすすめの季節・時間帯
▼おすすめの季節 #夏
- 夏至の時期にのみ洞穴から朝日が昇る様子をみることができます!
▼おすすめの時間 #朝 #昼
- 太平洋側なので、夕日よりも朝日の方が綺麗に見えます!近くでゆっくり見学するなら明るい時間帯がおすすめ!
なんぶてつぞう君
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