この記事では安比高原ブナ二次林の紅葉の見頃時期などの基本情報と、実際に訪れた際に感じた見どころポイントを写真とともにご紹介します。
目次
黄金に輝くブナ林のトンネル
ブナ二次林は安比高原スキー場から車で5分程度の場所にある森林浴の森日本100選の一つにも選ばれている約100万平方メートルにわたるブナ林で、「二次林」というのは昭和初期にブナを伐採したあとに自然の力で再生したことに由来します。散策路は特に整備されているわけではありませんが、下草がなく歩きやすい状態になっています。
紅葉の楽しみ方
安比高原ブナ二次林は例年10月上旬ごろから紅葉が見頃を迎えます。ピークは10月中旬頃で、安比高原スキー場の紅葉より標高が低いので、若干遅いと思います。ブナの紅葉は黄色がメインで、陽にあたり黄金に輝く様は一見の価値があります。まるで黄金のトンネルの中を歩いているような絶景を楽しむことができます。
散策路というほど整備されていませんが、下草はなく、20mごとに表札もあり、道に迷うことなく散策できるので安心です。
山登りのような重装備は特に必要ありません。普段着に一枚アウターを用意する程度で十分だと思います。
安比高原ブナ二次林の紅葉情報
例年の見頃 | 10月上旬〜10月中旬 |
紅葉する木の種類 | ブナ |
安比高原ブナ二次林へのアクセス
住所 | 〒028-7557 岩手県八幡平市細野安比高原国有林 |
アクセス | 車:安比高原駅から車で10分 |
駐車場 | あり/20台 |
見ごろ時期について
安比高原の紅葉の見頃は10月上旬から中旬頃が目安です。毎年異なりますが、10月中旬がピークだと思います。近隣の安比高原スキー場の紅葉より標高が低いので、若干遅いと思います。安比高原と同時に訪れるのであれば、10月10日頃ならどちらもピークに近い紅葉が楽しめると思います。
混雑状況
そこまで有名なスポットでもないので、ピーク時でも混雑はしないでしょう。10月中旬に訪れた際もすれ違った人数は5、6人程度でした。駐車場も「ぶなの駅」という場所に20台近くあるので、心配ないと思います。
安比高原ブナ二次林の紅葉見どころ
安比高原ブナ二次林は「ぶなの駅」から続く散策路を数百メートル歩いた場所にあります。ブナ二次林までの案内板も20mごとに立っているので迷う心配もありません。
ブナの駅
▲出発地点となるぶなの駅。小さな休憩所になっています。
▲ぶなの駅の前には中の牧場があり馬が放牧されていました。紅葉の中を歩く馬、他ではなかなか見られない光景です!
ブナ二次林
▲ぶなの駅周辺はまだ木々がまばらで視界が広いです。
▲数百メートル歩いていくと黄金に輝くブナ二次林に到着。
▲力強く枝を広げるブナの大木。
▲ここまでブナしかない林は他になかなか見ることができないと思います。
▲ブナ二次林の説明が書いてある看板。
途中に「ブナ二次林◯◯m」と書いた看板が20mおきに設置されています。案内板の最終地点に何かあるのかと歩いて行きましたが、あるのはブナ二次林の説明が書かれた看板のみ。特にそれ以外に目を引くようなものはないので、案内板にしたがって最後まで歩く必要はないと思います。
安比高原の紅葉もオススメ
ブナ二次林から車で5分程度の場所にある安比高原は東北地方屈指の大規模スキー場や北欧風なペンションが立ち並ぶリゾート地で、標高1304mの前森山の紅葉時期には山麓と山頂を結ぶゴンドラが運行しており、ブナ林の黄金の紅葉を空中から眺めることができます。
安比高原はブナ二次林よりも若干早く、例年10月上旬ごろから紅葉が見頃を迎えます。安比高原の紅葉は黄色がメインで、陽にあたり黄金に輝く様は一見の価値があります。ゴンドラで登りながら眺める景色や山頂から眺める岩手山や八幡平も絶景ですよ!
▼安比高原の紅葉情報はこちら
安比高原の紅葉情報2019。ゴンドラから眺める絶景紅葉!見頃、混雑情報も。
なんぶてつぞう君
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