「白龍本店」盛岡じゃじゃ麺元祖の店。平打ち麺と秘伝の肉味噌が絶妙にマッチ!

岩手三大麺のひとつ、盛岡じゃじゃ麺の発祥の店「白龍本店(ぱいろんほんてん)」。

盛岡に来るたびに気になっていたお店なのですが、じゃじゃ麺元祖の店として有名なこともあり、いつも行列でなかなか入ることができませんでした。先日、盛岡観光していた際にふと訪れてみると、たまたま空いていたので、念願の初「白龍」を堪能してきました。

「白龍本店」ってどんなお店?

盛岡城跡公園の脇にある桜山神社から岩手県公会堂方面へまっすぐに進んだ先に「白龍本店」があります。朝9時から夜の21時までと、営業時間の短いお店が多い岩手館の中では比較的長時間営業していますが、お昼時と夕食の時間は行列ができるほど混んでいます。

先ほども紹介しましたが、「白龍本店」は盛岡じゃじゃ麺を広めたお店として知られています。今から60年近く前、初代店主が満州で味わった「炸醤麺(じゃーじゃーめん)」を再現したのが始まりなのだそうです。

店内は昔ながらの大衆食堂というような雰囲気。壁一面に有名人のサインが飾ってありました。席数は4人掛けテーブル席×3、カウンター8席の20席です。

「白龍本店」のメニュー

「白龍本店」のメニューはとてもシンプル。メインのじゃじゃ麺のサイズ違いが3種類(大・中・小)とラーメンのような見た目なのですが麺はうどんが入っている、ろうすう麺(大・中・小)と餃子のみ。ほとんどの方はやはりじゃじゃ麺を食べています。

僕は初めてということもあり、一番オーソドックスなじゃじゃ麺の中を頼みました。

これが「白龍本店」のじゃじゃ麺!

注文してから待つこと約10分。念願のじゃじゃ麺いただきます!

白く少し光沢のある平打ち麺の上にシャキシャキの刻みきゅうりが、その上に秘伝の濃厚肉味噌がたっぷりとのっています。

これはじゃじゃ麺の基本的な食べ方なのですが、食べる前に麺、きゅうり、肉味噌、それから脇にあるしょうがを混ぜ合わせます。濃厚な肉味噌とさっぱりしたしょうがの味、シャキシャキのきゅうり、もっちりとした麺が絶妙に絡み合う感じがたまらないです!

卓上には、お酢、ラー油、しょうが、ニンニクなどが用意されているので、好みに合わせて自由に調味料を追加していくこともできます。もちろん無料です。僕は初白龍だったので基本味をしっかりと味わおうということで半分はそのままでいただき、残り半分をニンニクのみ追加で足しました。

ニンニクを足すと、より食欲が増しますね。大盛りにすればよかったと後悔。

シメには「ちーたん」を!

じゃじゃ麺を食べ終わった後は、シメの「ちーたん」をいただきます。「ちーたん」とは簡単に言えば卵スープのことです。

正確にはじゃじゃ麺を食べ終える前に、若干、麺や具材を残した状態で、卓上の卵を割って、よくかき混ぜてから店員さんに「ちーたんください!」というと、麺の茹で汁と肉味噌を入れてくれます。

他のじゃじゃ麺のお店で経験があったのでわかりましたが、最初は勝手に卵を割っていいものか心配になりますが、その後にきちんと「ちーたんください!」と言えば問題ないのでご心配なく。

これがやさしい味の中華スープのようで美味しい!飲んでいて落ち着く味です。必ず頼まなくてはいけないものではありませんが、じゃじゃ麺を食べにいくとほぼ毎回ちーたんは頼みますし、食べにきていた人もほとんどの人が頼んでいました。

「白龍本店」の感想・おすすめポイント

さすが盛岡じゃじゃ麺元祖のお店というだけあってシンプルなじゃじゃ麺なのですが、それぞれの具材が絶妙に絡み合って、一度食べたらクセになります。

卓上の調味料も充実しているので、何度も通ってお好みのブレンドを見つけたくなりました。

お昼時や夕方にかけてはかなり混んでいるので、並びたくないなら14時〜16時ごろに訪れるといいかもしれません。

「白龍本店」の口コミ

包み込まれる優しさ 温かみのあるじゃじゃ麺

盛岡に来るとついつい来てしまうお店。
というか高速で通り過ぎるタイミングでつい寄りたくなり、
気がついたらインターを降りているお店なのです。

石割桜の裁判所の近く、街の中心部にあります。
かなり年季の入った建物で
中も狭いのですが
店の人たちの温かみが感じられます。

特に幼児への優しさはいつもありがたい限りで
オーダーしていないのに
幼児向けの一皿を用意してくださり
しかも生姜などの刺激物を除いてくださる配慮。
店の方々みなさんが優しいのです。
子連れで来て一度も不愉快な思いをしたことがありません。
これって凄いことですよ。

もちろんそうした皆さんが作ってくれるじゃじゃ麺は
素朴で優しい味わい。
劇辛でも強烈でもありませんが
柔らかく包まれるような肉の旨み。
そして酸味、もちもちの麺。
それらをかき混ぜたあとにやってくる一体感。

決してお洒落ではありませんが
一つの完成された世界がここにはあります。

その後に生卵を落として味わう、ちいたんたん。

この味は東京では味わえないよなぁと思うと
なんだか胸が締め付けられる苦しさを感じてしまいます。
東北Loverにとっては忘れられぬ味の一つです。

食べログから引用

>>食べログの口コミを見る

「白龍本店」基本情報

 

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白龍の味を通販でも

白龍のじゃじゃ麺は通販でも購入することができます。気に入ったので家でも食べてみたい方や、気になるけどなかなかいくことができない方などご活用ください。

 

なんぶてつぞう君

全くの個人的なエピソードなのですが、中学時代に給食に出てきたミートうどんを思い出しました。味は全く違うのですが、じゃじゃ麺の肉味噌の代わりにひき肉たっぷりのミートソースがかかっているので見た感じが似ています。給食を考えた人が盛岡出身なのかなあ。

盛岡じゃじゃ麺のおすすめ店まとめ

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盛岡じゃじゃ麺食べるならココ!地元民が選ぶオススメの店5選。

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