めがね橋は遠野市内を流れる宮守川に架かるJR釜石線の橋梁。JR釜石線の前身の「岩手軽便鉄道」は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の」モデルといわれていて、現在は釜石線を中心に『銀河鉄道の夜』をモチーフにしたSLが運行しています。
めがね橋は大正から昭和初期にかけて建設されたもので、レトロな外観で趣深く、ライトアップされた姿は物語を連想させるとして人気があります。
めがね橋の基本情報
住所 | 〒028-0304 岩手県遠野市宮守町下宮守30−37−1 |
ライトアップ期間 | 通年 |
ライトアップ時期 | 日暮れ〜22:00 |
駐車場 | 道の駅みやもりの駐車場を利用約30台 |
めがね橋の見どころ
めがね橋は、道の駅みやもりのすぐ脇にあります。めがね橋専用の駐車場はないので、道の駅の駐車場を利用しました。
▲めがね橋の説明看板。
現在のめがね橋は、昭和18年に現在の5連アーチが連なる形に改修されたもので、宮沢賢治が生きていた時代のものとは少し違うのですが、遠野市のシンボル的な景観として市民にも、観光客にも人気があります。
▲昼のめがね橋。
実はめがね橋は、SLの撮影スポットとして有名なんです!
月〜10月の主に土日にSLが1日1本運行していて、SLがめがね橋の上を通る時間帯に合わせて多くのカメラマンが待ち伏せしています。
やはり絶好のスポットというのがあるようで、一番よくSLの姿を撮影できる場所はいつも誰かがいるという印象があります。
▼SLの停車駅/時刻(2019年)
<釜石行>花巻(10:37発)→新花巻(10:50)→土沢(11:02)→宮守(11:40)→遠野(12:13着/13:31発)→上有住(14:17)→陸中大橋(14:39)→釜石(15:07着)
<花巻行>釜石(10:55発)→陸中大橋(11:37)→上有住(12:00)→遠野(12:41着/13:54発)→宮守(14:34)→土沢(14:57)→新花巻(15:09)→花巻(15:20着)
基本的には釜石行が土曜日、花巻行が日曜日です(違う場合もあるので要確認)。それぞれ宮守駅に停車する時間が違うので、めがね橋を走るSLを撮影したい!という場合は、JR盛岡支社のホームページをご確認ください!
▲ライトアップされためがね橋。
めがね橋のライトアップは岩手県ではかなり珍しい通年。夕暮れから22:00までの点灯です。
▲周辺は少し歩けるようになっているので、色んな角度からライトアップを楽しむことができます。
- 近代化産業遺産にも登録された5連アーチが連なるレトロな橋
- 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにしたSLも!
- 通年でのライトアップを楽しめます!
なんぶてつぞう君
めがね橋周辺のスポット
道の駅みやもり
▲道の駅みやもりにある『銀河鉄道の夜』をイメージした壁画。
めがね橋すぐ脇にある道の駅みやもりには、2017年に誕生したばかりの『SL銀河ステーション』があります。
宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』の世界を表現していて、 SL銀河について知ることができる展示コーナーやミニシアターがあり、鉄道ファンは必見です!
遠野駅ではSLを間近に見ることができる!
▲間近に見るSLは迫力満点!
遠野駅ではSLを間近に見ることができます!釜石行、花巻行どちらの場合も1時間ほど停車しているので、是非とも見学しておきましょう!ただ、釜石行、花巻行で若干停車時間が異なるのでよく確認しておいてください。
▼釜石行、花巻行の遠野駅でのSL停車時間
- 釜石行:遠野(12:13着/13:31発)
- 花巻行:遠野(12:44着/13:54発)
▼遠野駅でSL銀河を見学してきました!
その他の周辺スポット
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